「50っ!はぁっ・・、よし次、背筋やったら帰るぞ、久保ちゃん」
時任が汗を浮かべながら久保田を見ると、久保田は窓辺に腰掛けたまま、窓の外にいる人物をみて笑みを浮かべていた。
「何見てんだ久保ちゃん、・・ああ、3人組か」
「んー、ちょっといじめすぎちゃったかなぁと」
「なんだそれ?」
「本人はまだ自覚ないようだったけど、小さな芽は早めに摘み取っておかないとね」
(・・さっきの時任のカオ見て、ナニしてたか分かったみたいだし、危険だなぁ。)
にやりと笑った久保田である。
「意味わかんね。・・それより久保ちゃん。部室でさっきみたいなこと、もうやめろよ」
「さっきみたいなことって?」
「だ、だから、ちょっかいだすなってこと!人がまじめに腹筋してんのに、久保ちゃんが、へ、変なとこさわるから・・」
「変な気になっちゃったって?」
「っばか!ちげーよっ!誰かに見られたら、どーすんだってことだよっ!」
「うーん、見せたいくらいなんだけどなぁ。時任に悪い虫がつかないように見せつけといたくらいがいいんじゃない」
「なんだよそれ。とにかくもう学校じゃダメだかんな」
「はいはい。じゃあとっとと、おうちにかえってシヨっか?」
「こんのっ!エロオヤジっっ!!」
(完)