「時任、辛いだろうけど、まだイカないで・・」
俺がそう言って指を抜き、時任自身から離れると、時任は、意味が分からないのか潤んだ瞳で俺を見つめた。頬も、はだけた胸元も紅潮させ、肌にはうっすらと汗を滲ませている。
いつもとは全く違うその艶めかしさに煽られて、俺のソコももう限界だった。
先にイカせてあげたいところだけど、今のまま事に及んだ方が、受け入れる方も楽だろうから。
いくら無理やり奪ったからって、痛いだけのSEXなんてさせたくない。
俺の自分勝手な想いなんて、お前は知る由もないだろうけど。
着ているものをすべて脱ぎ捨てると、時任の体に覆いかぶさった。
唇に、首筋に、胸の突起にしゃぶり付き、たくさんのキスを降らせると、時任はもう抵抗する術もないようだった。
必死に身をよじり、快感に耐える顔が愛しくてたまらない。
時任の足を肩に抱え上げ、自分の昂りを時任の後ろへと宛がう。
先端が触れ、時任の体がビクリと震えた。
何をするか、わかったんだろう。それでも時任は何も言わずに、すがるような瞳で俺を見つめる。
ごめんね、だからって止めてあげれそうにない。
今日何度目からの謝罪を口にしながら、せめて気持ちよくなってほしいと、
緊張を解くように、胸のぷっくりと立った突起をつねり、肌に舌を這わせた。
「ふ・・、ああっ・・」
小さな喘ぎ声が耳をくすぐる。
その声、その表情、少し高い体温と、お前の匂い―――。
すべてが俺を誘うように、そこに在った。
そして、たまらず、いきり立った硬い先端をぐっと押しこむ。
濡らしたおかげか、狭い入口に先端がヌプリと入り込んだ。
「うっあっ―!!」
時任の悲鳴がその白い喉を震わせた。
その細い体に男の物を受け入れるのは、かなりの苦痛を伴うのだろう。
分かっていたのに、俺は、止められない。
「ときとうっ・・、逃げないでっ・・」
あまりの痛みからか、時任は眉を寄せて、背を反り、自然に上へと逃げる。
俺はその腰を逃がさないようにしっかりと掴み、腰を進めた。
「ひっああ――っ!!!」
傷つけないように、それでもお前を追い求めるように、お前の全てを奪うように―。
お前をちょうだい。全てを俺に。
もう逃がさない、逃げられない。
お願いだから、逃げないで。
お前をすべて俺のものにできるのなら、俺もこの罪から逃げはしない。
お前が俺を汚く罵っても、恨んでも・・・。
全てを―。
お前の全てを、俺は受け止めるから―――・・。